カキの機能性成分として、まず注目されるのはポリフェノール類のタンニンです。タンニンはカキの渋み成分である一方、血圧を低下させる効果や抗菌作用を持っています。
古くから柿渋を高血圧や脳卒中の予防薬として用いたり、カキの葉ですしを包んだりしたのは、タンニンのこのような機能性を巧みに利用した生活の知恵といえます。
最近、タンニンが皮膚の表面に保護膜を形成して肌を守る作用があることが明らかになっています。渋ガキ果実から精製したタンニンが化粧品に利用されるようになっています。
また、タンニンはタンパク質や鉄ときわめて結合しやすい性質をもっています。固定化して除タンパクカラム(溶液中から余分なタンパク質を取り除くための装置)をつくります。
